Update : 2017.07.09

Yuichiro Tani

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留学を始める前は、「1年留学すれば相当英語喋れるようになっとるやろ!」と自分も含め皆がイメージすることでしょう。しかし1年後経った自分を考えてみると、下地がなかった私は相当上達したに違いないですが、留学前に描いていたほど喋れるとは感じませんでした。「英語が喋れる、使える」というのは、あくまで各個人の主観なのです。従って留学に行けば誰もが上達するとは限りません。

留学で得た最大のものは英語力だけではなかったと私は考えます。英語は最低限の必要条件であって、コミュニケーションのツールでしかありません。空気を読むことを気にしないメンタルの強さなどの方が圧倒的にものを言っている気がします。英語を生かした仕事をしたいと留学中に考えましたが、冷静になって考えると英語を使える人は何億人といます。その中で仕事をもらえる人材になるには、別の「武器」が必要になると気づきました。

ただ英語力を求めるのであれば、日本でも力をつけられるのではと思いますし、手間もお金もかからないと思います。

就職活動「前」に留学したことで良かった点を挙げると「自信」がついたことです。人前で自分の英語を何度も披露し、何度も間違えて、自分に「できねえな」と落胆しながらも、やらなければならない環境に比べれば、日本語の面接など恐れるに足りませんでした。総じて、「土壇場」と言える状況が何度もあったことが良かったのではないかと考えます。

「働いてから留学は無理だ!」と考え、実現した留学は、価値があったと心から思います。価値があったというのは、「日本での生活がいかに自分に甘かったか」を気づけたという点が大きいです。笑

私の留学での経験から、就活では「安定」と言われる企業選びから、厳しくとも自分の「武器」をつけるための企業選びに変わりました。それは、今後早い時代の流れに対応するために必要なのではないかと考えるからです。

留学に対して色々な意見があるとは思いますが、なんとなく過ごして楽しかったという思い出よりも、留学後の自分を考えて「行動する」ほうが投資した月日や金額に見合う留学になるのではないでしょうか。

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