Update : 2020.08.14

【2020年卒業】H. M

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去年2019年にVectorへ入学し、基礎英語クラスから上級スピーキングクラスまで計8カ月間、お世話になりました。
ちょうど今くらいの時期に初めてVectorに行ったんだなぁと、とても懐かしい気持ちです。

私は新卒後に金融営業、サービス業を経験しましたが、今後は日本に留まらず、より多くの人や企業と関わり合いながら仕事がしたいと考え、キャリアチェンジを決意。そのための英語力習得を目的にカナダへ留学しました。

 

そして帰国後の転職活動を経て、食品メーカーの海外事業部へ転職が叶いました。

現在はまだ研修中ですが、今後は展示会での商品説明や海外顧客のニーズ調査等、海外営業としての業務から、輸出に関わる貿易事務まで、英語での多様な業務に携わる予定です。

 

Vector生活の中で得たものを挙げたら数えきれないのですが、今回の転職活動において特に武器になったのは以下の2点です。様なプレゼンを経験できたことで、今後のキャリアビジョンがはっきり定まったこと

正直入学した当初は、自分がどんな風に英語を使いたいのか将来の目標は全く定まってはいませんでした。けれどVectorで毎日必死にコースワークをこなして英語や自分と向き合う中で、気づいたらそれがはっきりと見えていました。

私の場合、Mari先生のクラスで経験した「現地の大学で日本文化を紹介したプレゼン」、「YouTubeプレゼン」「英語で日本製品を売り込む商談を想定したプレゼン」が特に印象的な経験でした。これらを通して、日本製品や文化に対する世界からの関心の高さを肌で感じ、それを自分の言葉で発信するおもしろさを実感しました。

日本製品の魅力や楽しみ方を、英語を使って最前線で世界の人たちにもっと広めてゆきたい。これを軸に、「メーカー企業の海外営業職」を第一希望として転職活動を進めました。

今回グループ面接で他の候補者と一緒になる機会もあったのですが、「どうして海外で仕事がしたいの?」「英語を使う仕事はたくさんあるけど、どうしてこの業種・職種を選んだんですか?」という質問に対して、詰まってしまう人もたくさんいました。

その中で、英語を使ったその先で自分の実現したいことがはっきり見えていたこと、その裏付けとなる具体的な経験が数多くあったことは、他の候補者との差別化にもつながり、未経験業種・職種への転職を希望した私にとっては特に、効果的だったと強く感じます。

  • 「相手に伝わる英語力」を得たこと

採用試験は日本語面接でしたが、入社後すぐにアメリカ子会社とのオンラインミーティングがあり、英語で自身の経歴や今後のビジョンについて話す機会がありました。

突然のことでしたが、Vector時代は毎日大勢の前でのプレゼンや即興英語の訓練を経験していたので、部長や現地のEnglish speakerを相手にでも臆することなく、堂々と自分をアピールすることができました。

そしてそれを受けて上司から指示があり、まずはシンガポールへの輸出を担当するチームに参加することになりました。

発音・発声が特に苦手だった私にとって、「伝える」というのは最大の課題でしたが、この8カ月間を通して、「どんな場でどんな相手に対しても、自分の感情をのせてはっきりと訴えかける英語力と精神力」が身に付きました。これは決して英語対応時だけでなく、日本語でのコミュニケーション時にも非常に効果的で、Vectorで得た最大の武器だと感じます。

去年の今頃、あれほど人に何かを発信するのが苦手だった私が、まさか1年後には人に伝える仕事に就くなんて。自分が一番びっくりしてます(笑)。

 

文法もカンバセーションも大勢の前でのスピーチも、全部苦手。Vectorで出される課題の中で、得意なものはひとつもありませんでした。そんなレベルから8カ月でここまで引っ張り上げて下さった先生方、スタッフの皆様、そしていつも助けてくれたクラスメイトには、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

現時点の直近の目標は、来年3月の国際展示会に参加し、新規契約をとることです。

そして将来的には、未取引の外国向けの新規商品を企画し、一人でも多くの人に日本の食文化を伝えてゆきたいと思っています。

専門用語など覚えることは膨大ですが、Vector時代のように日々目標に向かって一歩ずつ進んでゆきます!

本当にありがとうございました!

 

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